遺言相談:Q遺言書を作成するときに注意することは何ですか?
2018/02/14
遺言書は、ご自身が亡くなられた後親族間で相続をめぐる紛争が起こることを防止する目的で作成するものですから、以下の点に注意が必要と思われます。
1 遺言を作成することは相続人になる予定の者に伝えておきましょう。
せっかく作成した遺言が誰にも見つからない、というのでは意味が無くなってしまいます。
また、紛争を防止する観点からは、相続人なる予定の者の全員に伝えておくのがよいでしょう。
2 遺言作成のタイミングを考えましょう。
遺言作成のタイミングとして重要なのは、ご自身がきっちりと全相続財産の内容を把握しており、
かつはっきりとした意思表示ができるときに作成しておきましょう。
全相続財産の分与方法が網羅されていない遺言書は紛争の基になってしまいますし、はっきりとした意思表示ができるときに作成しておかないと、相続人間で遺言が有効なのか無効なのか、という紛争を招いてしまいます。
3 遺留分を考慮しましょう。
遺留分というのは、相続人が亡くなった方の、配偶者、子ども、親、であった場合には、遺言による相続財産の分与によっても、確保される相続分の割合を指します。
遺言書作成の際にこの遺留分に相当する財産の分与の方法を予め定めておかないと、相続人間で遺留分の取戻しの紛争(遺留分減殺請求といいます。)が発生してしまいます。
遺言書の作成には押さえるべき様々な点がありますので、お気軽に専門家である弁護士にご相談ください。
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